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- 自動車メーカーのエンジニアになるには、英語がペラペラでないとダメ?
- TOEICの点数はあるのに、会議になると聞き取れない、話せない
- 仕事の英語は、どこから練習すればいいのかわからない
「自動車メーカーのエンジニアは、英語ができないと務まらないのでは」。就活生や、転職を考えている人から、よく聞かれる質問です。
私は自動車メーカーで、AIを使った自動運転の開発をしているエンジニアです。仕事では、北米とのやり取りが多くあります。
この記事では、自動車メーカーのエンジニアに英語がどれくらい必要かを、北米とやり取りする現役AIエンジニアの視点で本音で解説し、最終的にあなたが何から練習すべきかを提示します。
- 英語の会議は週4日:火曜から金曜まで毎日、北米との定例会で話すことを求められる
- 英語は大事。でも、ペラペラな人は少数派:多くの人は、ジャパニーズイングリッシュでなんとか伝えている。ただし、日本語なら5分で決まることに15分かかる
- メールはAIで乗り切れる:読むのも書くのも、翻訳やAIを使えばなんとかなる
- 差がつくのは、聞く力と話す力:会議で話せる人は、周りから頼られ、いろいろな人を動かして仕事を進められる
- 無料の練習ツールを作りました:会議でそのまま使える英語を、聞いて、話して、判定できる(登録不要)
英語を使う場面
私の場合、英語を使うのは、主に北米とのやり取りです。
| 場面 | 英語の使い方 |
|---|---|
| メール | 英語を使う量は、こちらの方が多い。ただ、翻訳ツールやAIが使えるので、負担はそれほど大きくない |
| 会議 | 火曜から金曜まで、毎日英語の定例会がある。その場で聞いて、その場で話すことを求められる |
時差の関係で、日本の朝に出社すると、北米から届いた問い合わせのメールが受信箱にたまっています。一日は、それを斜め読みしながら仕分けるところから始まります。北米へのメールは、その日のうちに返すのが暗黙のルールです。一日の流れは、AIエンジニアの1日の記事に書いています。
そして、今や英語の会議は火曜から金曜まで、毎日あります。月曜日がないのは、日本の月曜日が北米ではまだ日曜日だからです。週に4日は、英語で聞いて、英語で話すことを求められます。

英語は大事。でも、ペラペラな人は多くない
正直に言うと、英語は大事です。けれど、職場を見渡すと、英語をペラペラに話せる人は、それほど多くありません。私自身、TOEICは800点ほどですが、実際の仕事で使う生きた英語は、まだ苦手です。
ただし、「話せない」といっても、世間一般で見れば話せる部類だと思います。いわゆるジャパニーズイングリッシュですが、海外の担当者とも、それなりにコミュニケーションは取れています。
問題は、コミュニケーションの速度です。日本語なら5分で決め切れることに、英語だと15分かかってしまう。そんな感覚です。一方で、マネージャー級になると、最低でも10分ほどで決め切れる人が多い印象です。

同じ「話せる」でも、決め切るまでの速さには大きな差があります。
だから、英語に自信がないのはあなただけではありません。英語ができないからといって、自動車メーカーのエンジニアを諦める必要はありません。私も、なんとか熱意でやっていけています。
だからこそ、英語を話せる人は頼られる
裏を返せば、英語でもテンポよく話せる人は、それだけで周りからかなり頼られます。
海外の担当者との会議で、その場で話をまとめられる。相手の意図を聞き取って、日本側の関係者に伝えられる。そういう人のところには、自然と仕事と人が集まります。英語が話せると、いろいろな人を動かしながら仕事を進められるのです。
自動車の開発は、関係者がとても多い仕事です。人を動かせる力は、そのまま仕事の大きさにつながります。
メールはAIで乗り切れる。差がつくのは、聞く力と話す力
今は、英語のメールなら、翻訳ツールやAIを使えば、読むのも書くのもなんとかなります。私も、メールではかなり頼っています。
けれど、会議はそうはいきません。相手の話をその場で聞き取り、その場で返す必要があります。ここは、AIに任せきれない部分です。
| メール | 会議 | |
|---|---|---|
| AIで補えるか | 読むのも書くのも、かなり補える | その場のやり取りは、補いきれない |
| 必要な力 | 内容を確認する力 | 聞く力と、話す力 |
| 差のつきやすさ | つきにくい | つきやすい |
だから、これから英語を練習するなら、リスニングとスピーキングに絞るのがいちばんの近道だと考えています。
AIが進化しても、会議は自分の言葉で
「AIがもっと強くなれば、会議もリアルタイム翻訳でそつなくこなせるのでは」と思う人も多いかもしれません。
けれど、仕事がいちばん進めやすくなるのは、関係者全員と良好な人間関係を築けている状態、つまり、仲良くなれている状態です。
そう考えると、相手の言いたいことを自分の耳で聞き取り、遅れなく、自分のリアルな言葉で返すこと。これが大切なことは、少なくともしばらくは変わらないと考えています。
会議の英語を練習できるツールを作りました
そこで、自分の苦手を克服するために、エンジニアの会議でそのまま使える英語を練習できるツールを作りました。誰でも無料で、登録なしで使えます。スマホのブラウザで開くだけです。
- 会議の場面ごとのフレーズ:進捗の報告、問題の報告、聞き返し、お願い、意見・提案、会議の進め方の6場面、48フレーズ
- 🎧 聞く:英語の音声を聞いて、意味をつかむ
- 💬 会話クイズ:相手の英語の発言を聞いて、いちばん自然な返しを英語で選ぶ。解説では「こう言っても自然」というほかの言い方も紹介
- 🗣 話す:日本語を見て英語で言うと、音声認識で判定して点数を出す。お手本以外の自然な言い方でも正解になる
- 無料・登録不要:スマホのブラウザですぐ使える
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「すみません、もう一度言っていただけますか?」「誰が何をいつまでにやるか確認しましょう」のように、会議で本当によく使う言い回しを集めています。まずは、聞き返すフレーズから覚えるだけでも、会議での不安はかなり減ります。
作った本人も、このツールで練習中です
私自身、英語は苦手です。英語のペーパーテストはそれなりに得意でしたが、スピーキングやリスニングのような生きた英語になると、さっぱりでした。
それでも、週に4日は英語の定例会で話さなければなりません。だから今は、このツールを自分で作りながら、自分でも使って英語を練習しています。続けてみて、会議で話せる言い回しが、かなり増えたと実感しています。
やってみて気づいたのは、会議で使う言葉は、意外とバリエーションが多くないということです。進捗を伝える、問題を報告する、聞き返す、お願いする。よく使う型を押さえるだけで、会議でのやり取りはぐっと楽になります。
同じような悩みを持つ方にとって、少しでも支えになればうれしいです。
本気で伸ばしたいなら、話す時間を増やす
ツールで型をつかんだら、次は実際に英語で話す時間を増やすのが近道です。ビジネス英語に特化したサービスなら、会議やプレゼンの場面に絞って練習できます。
Bizmates Coaching(ビズメイツ コーチング):ビジネス英語に特化したオンライン英語コーチング。会議やプレゼンなど、仕事で話す力を伸ばしたい人向けです。
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スタディサプリENGLISH ビジネス英語コース:スマホで、ビジネス英語のリスニングとスピーキングを毎日少しずつ練習できるアプリです。通勤時間などのスキマ時間に続けたい人向けです。
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※どちらも、私自身が長く使ってきたサービスではありません。ビジネス英語のリスニングとスピーキングを伸ばしたい人向けの選択肢として紹介しています。
まとめ
- 私の場合、英語の会議は火曜から金曜まで毎日。週4日は英語で話すことを求められる
- 英語は大事。でも、ペラペラな人は少数派。多くの人はジャパニーズイングリッシュで伝えているが、決め切るまでに日本語の3倍ほど時間がかかる
- だからこそ、英語でもテンポよく決め切れる人は頼られ、いろいろな人を動かして仕事を進められる
- メールは翻訳ツールやAIで乗り切れる。差がつくのは、会議で聞く力と話す力
- AIが進化しても、仕事を進めやすくするのは相手との良い関係。自分の言葉で、遅れなくやり取りできる力はしばらく大切なまま
- 練習するなら、リスニングとスピーキングに絞るのが近道。会議の英語を練習できる無料のツールも作ったので、使ってみてください
英語ができなくても、自動車メーカーのエンジニアは務まります。それでも、会議で聞いて話せるようになれば、任される仕事の幅は大きく広がります。まずは、会議でよく使うフレーズを一つずつ、声に出して練習してみてください。
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